現役の泌尿器科医にヴィトックスαの飲み合わせについて聞いてみた

質問

以前にタダポックス・シアリス・レビトラを服用したことがあります。

その時に、副作用で意識が無くなってしまい、行為どころではない体験をしてしまいました。普段、処方薬として降圧剤(ノルバスク・ディオバン)を服用しています。
ヴィトックスαを飲んでも大丈夫か教えてください。 
  

ヴィトックスαに悪い飲み合わせはあるの?

今回は、現役の泌尿器科医に聞いてみました。

ここから↓

ヴィトックスαという市販の製品において含まれる、性生活に効果がある可能性のある主な成分としては、シトルリン、アルギニン、亜鉛、ガラナ、マカが挙げられます。
この中で特にシトルリンとアルギニンに期待される作用としては、一酸化窒素(NO)の産生を増やすことです。

一酸化窒素(NO)というのは、体の中で血管を拡張させる働きを発揮します。
特に勃起において重要な役割を果たしています。

陰茎の海綿体内で一酸化窒素(NO)が放出されると、抵抗血管のラセン動脈と海綿体動脈が弛緩し、これによって血液が海綿体洞に流入します。

さらに、海綿体小柱の平滑筋が弛緩し、海綿体のコンプライアンス(広がりやすさ)が上昇することで、海綿体洞にさらに大量の血液が流入します。

同時に、拡張した海綿体洞によって静脈流出機構が働くことで、勃起が完成するのです。(※海綿体とは、スポンジのような構造で、簡単に言えばこの間を血液が充満することによって体積が増えて勃起します)

以前にタダポックス・シアリス・レビトラといった薬を服用されたことがあり、その際に副作用で意識が無くなってしまったということですね。

これらの薬は、PDE5阻害薬とよばれるものです。
PDE5阻害薬は、cGMP(サイクリックジーエムピー)という先ほどの勃起のメカニズムにおいて筋肉が弛緩する際に働く物質が分解されることを阻害することで勃起状態を維持させるもので、勃起不全(ED)の治療に用いられています。

これらの薬を服用することによって、血管平滑筋の弛緩が持続しますので、勃起が維持されますが、陰茎以外の部位にも当然作用しますので、全身の血管が少し広がることになります。

※ちなみに、血管が拡張し血圧を下げる作用があることから、PDE5阻害薬は肺高血圧症という病気にも使用されています。

全身の血管が広がると、体全体で考えると血流が相対的に不足し、血管全体で考えれば血圧が下がることになります。
このとき、健康な場合は他の調節機構が働きますので血圧を維持することは可能ですが、たとえば降圧剤を飲んでいるなどで普段から血管が収縮することが阻害されている状態だと、調節機構が追いつかずに血圧が下がり過ぎてふらつきを起こしてしまうことがあります。

質問者様の場合、もしかするとこのような機序によって以前のように意識がなくなってしまうという状況に陥ってしまった可能性があります。

※おそらくその際の話とは異なると思われますが、PDE5阻害薬は、目の網膜に分布するPDEに対する作用によって、一過性の視覚障害を引き起こすこともあるとされており、急に目が悪くなったように感じる可能性もあります。

以上の点からすると、ヴィトックスαと薬を併用することで、健康被害が出る恐れが、少なからずあるかもしれません。

ですから、心配であるなら、初めはサプリメントと薬を分けて、別の時間に服用すると良いと思います。

ちなみに、ヴィトックスαの控えたほうがいい飲み合わせとしては、PDE5阻害薬、硝酸剤(ニトロなど)、降圧薬(高血圧の薬)、α遮断薬(前立腺肥大の薬)、グレープフルーツジュース、多量のアルコールなどですね。

併用したからと言って、意識をなくすほどの健康被害はないものの、万が一を考えるなら、避けたほうが良いでしょう。

まとめ

↓この記事でも述べていますが、薬とサプリメントは似て非なるもの。

早漏改善サプリメント「ヴィトックスα」を飲んでみた!【ガチレビュー】

本来であれば、身体の健康に良い影響を及ぼすのがサプリメントです。
よっぽどのアレルギー体質などでない限り、サプリメントを単体で飲む分には全く身体には悪影響を及ぼさないので、大丈夫です。

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